きらくに生きる

セミリタイア後節約しつつ、気楽に生きるをテーマに日々を綴ります

大切なものは時間

仕事を辞めたのは2年前

お金が大事、生活の為稼がなきゃと思って働いていた。

そこにはかなりの我慢があった。

本当は行きたくない

本当はやりたくない

本当は辞めたい

そんなことを思いながら

でも仕事しないとお金もらえないし

と踏ん張り続けていた。

 

体調を崩しても

入院しても

退院しても

仕事しなきゃと追い込まれていた

 

仕事が終わらない

休日も仕事に行かないとと無理していた

眠れない

疲れがとれない

でもやらないと

 

仕事が終わらない

全然眠れない

 

家族にも優しくできない

すぐ怒ったりしていた

帰ってきてもすぐ横になる

余裕は全然ない

 

これだけ働いたら次になにがあるのか

ぼんやりと浮かぶ

通勤途中に事故にあうサラリーマンの姿

治らない病気になって命を落としたキャリアウーマンの姿

 

別に死にたいとは思ってない

ただそれはかなり近くにあると思っていた

 

そんな時子どもに仕事の事を話したら

お母さんもう仕事辞めなよ

とあっさり解決策を提示してくれた

両親ももう仕事辞めなと言ってくれた

 

えっ

私仕事辞めていいの?

かなり動揺した

でもうれしかった

本当に辞めていいのかな

考えて考えて

辞めることを決めた

もう身体が悲鳴をあげている

心が壊れてしまっている

 

それから少し時間が経って

病院にも行った

病気になっていた

医者からも辞めることをいい事だと言われた

カウンセラーにも辞める事が良いと言われた

 

ひとりで考えてもどうしようもなかったのに

こんなにみんなが辞めることを良いと言ってくれると思わなかった。

 

お金の不安は無くならない

でももう既に職場に行けなくなってしまった

それからしばらく家から出られない日が続いた

 

適応障害という病気と向き合うこととなった。